中部
東北〜北部
南部
・カノムチンナムヤー
・カノムチンラートゲェーンキョウワーン
・カノムチンサオナーム
・カノムチンナンギャオ
・カノムチンケーンカイ
お米からできた麺で生麺のカノムチンは昔は専門屋台で食べられていましたが、
専門食堂やフードコートであるクーポン食堂で食べることができるようになり、
最近ではおしゃれな専門レストランまで登場したことで
より一層私たち外国人にも身近になってきたのではないかと思います。
すでに加熱して小分けにした麺がざるの上にのっかっていて、
お皿に麺をのせソースをかけてもらうだけなので待つことなくすぐでてきます。
麺の量は少なめなので小腹が空いたときなどにも重宝します。
店によって様々ですが、テーブルにはパッカドーン・もやし・トゥワファックヤーオ・ホラパー・メーンラック
・ファブリー等の生野菜と漬物が置いてあり、どれも好きなだけとって食べることができます。
コシが無いのびた素麺のようなカノムチンですが、生野菜たちとソースを絡めて食べることにより
そのおいしさは幾重にも広がり、
「ああ〜、タイだなぁー」
としみじみ思ってしまいます。
ソースは何十種類もあるらしく残念ながらそのほとんどをまだ口にしたことがありません。
地方の郷土色が強いのも特徴で、中央部でよく食べられているナムヤーと
北部のナンギャオは同一のものにかけるソースだとは信じられないくらい異なっているものです。
それだけに奥が深く、タイの人々に根ざした料理といえるのではないかと思います。
※日本の素麺(ミースワ)に原料は違えどとても似ているので代用可能です。
その場合、高級ブランド素麺ではなくスーパーでまとめ売りしている特売ものとかを使うことがポイント。笑
値段が高いものはそれだけ手間をかけて原料にもこだわっているので、
素麺の味も濃く且つコシがしっかりしているものばかりです。
カノムチンはちょっと茹ですぎて時間が経った素麺のような感じなので、安いものの方がより近くなります。
(タイ人に試食してもらった結果です〜)
そして茹でて水洗いしたあと決して冷水でしめすぎないでください。
コシはあくまでいらないので〜
あと茹でて水洗いしてざるにとってから少し放置した方がもっとカノムチンっぽくなります。
スープもアツアツにしすぎないでぬるめの方がいいです。
- カノムチン ナムヤー
- 「魚の汁」という意味の通りベースは魚です。
各地で食べられていますが、やはりバンコクを
はじめとする中部で主流のソースだと思います。
ソースのベース自体にも ほぼ溶いたといって
いいような魚の身が入っていますし、
そのあとにも魚の身をさらに加えますが
どっちにしろ全体的にぐずぐずしたソースです。
溶け崩れた魚の身がわずかに見え隠れしていて、
それが麺にソースが絡みつく大切な役目を
担っています。
ココナッツミルクベースですが、ゲェーンデン・
ゲェーンキョウをはじめとするタイカレーのような
しっかりした感じではなく、サラサラしていて
重くもくどくもないです。
逆にペーストに入れたタクライやクラチャイなどの
ハーブ野菜が香りなんともさわやかな味を
楽しませてくれます。
赤っぽいものはプリックヘーンを使用し、
緑っぽいものはプリックキーヌを使用しています。
ゲェーンはファカティーを分離させたものが
おいしいとされていますが、カノムチンの場合は
熱しすぎずあまり分離させないものの方が
おいしいとされているようです。
主材 魚
構成例 焼き魚/ホムデン/にんにく/カティー/タクライ/クラチャイ/カー/プリックヘーン/カピ/ナンプラー/ルークチン
- ゲェーン キョウ ワーン
- ゲェーン キョウ ワーンをかけることもあります〜
→[ゲェーン]
- カノムチン サオナーム
- 甘い甘いお菓子風のカノムチンです。
南部の項目に入れてはありますが、
中部をはじめとして各地で食べられています。
ソースは綺麗な真っ白でココナッツまんま!
中にはルークチンだけがぷかぷか浮いていて、
まるで白玉のよう〜。笑
他のものは全く異なっていて、具材を煮込んで
作るのではなく、トッピングとして好きなようにとり
ソースをかけて食べます。
甘いのが嫌でプリッキーヌを多量に入れると
めちゃくちゃな味になり舌が困ります。汗
主材 パイナップル
構成例 カティー/ココナッツフレーク/パイナップル/ルークチン/プリッキーヌ/ナムターン/ナンプラー/マナオ/クンポン/にんにく
- カノムチン ナンギャオ
- 北部で食べられているソースです。
色は赤く油っこいのが特徴で、ココナッツミルクは
入っていません。
綿の木のめしべ(ローニャウ)が入ります。
(最初ローニャウは小さいイカのゲソかなんかだと
思って食べていました。笑)
豚の軟骨付肉かあばらの肉を使うことで、こってり
としたミャンマーっぽさのあるナンギャオになります。
牛肉を混ぜることもあります。
(こちらも脂身多いことがポイント)
味付けはタオチオとカピが入るのでしょっぱめに
なるかと思いますが、生野菜の水分と麺の水分で
かなり薄まって感じるので、意図的に濃いめに
仕上げた方がいいです。
血を固めたルアドムーを入れるほうがより本式なの
でしょうが、まず手に入らないかと思うので
省略します。
(もしくは豚レバーを湯がいていれてみてください)
こってりとした脂の甘味と唐辛子の辛味が混じって
本当にもやしやホラパーにあい、
知らず知らずのうちにとんでもない量の生野菜を
食べてしまいます。
一日たってかなり味が落ち着いたものも、
また味わい深くおいしいものです。
主材 豚肉
構成例 豚軟骨付/プリックヘーン/カピ/ホムデン/ローニャウ/タオチオ/トマト/パクチーの根/カー/タクライ/にんにく
- カノムチン ケーンカイ
- 北部の方で食べられるソースですが、
ご飯にかけてもおいしいんです!!
見た目は脂を少なめにしたナンギャオっぽくて
唐辛子の赤さがよくでています。
しかしナンギャオよりもっと香りがあり、
鶏から出たダシと辛さとも相まって意外とすっきり
食べられます。
プリックヘーンは荒めの方がよいらしく、
もちろん一度加熱してあるので香ばしさも
ほのかな甘味となり伝わってきます。
主材 鶏手羽中
構成例 鶏手羽中や手羽先/プリックヘーン/カピ/トゥアナオ/ホムデン/にんにく/トマト/パクチーの根/パクチーの種/タクライ/カー