肉
魚介類
・ガイヤーン
・ムーヤーン
・ヌアヤーン
・リンヤーン
・シークロンムーヤーン
・プラームックヤーン
・プラチョーンヤーングルアタッタクライ
・プラードゥックヤーングルア
ヤーンはパオと同じくあぶり焼き料理なのですが、
パオよりも 「大きめのものを比較的ゆっくり時間をかけて焼く 」 ときに使われることが多いです。
そして肉類は下味をしっかりつけて焼くことが多く、逆に魚介には塩をふるくらいしかしません。
ヤーンとパオは区別する定義がはっきりしていないようで、同じ材料・同じ味付け・同じ調理方を
とっていても「〜ヤーン」と呼ばれるときもあれば、「〜パオ」と呼ばれているときもあります。
・・なのであまり細かく分けずになんとなくでいいと思います。
(英語では両方ともgrilledかroast)
魚介類にも広く使われる調理方ですが、「ヤーン」を使った料理がずば抜けて多いのはイサーン料理です。
全体の調理課程として「ヤーン」しているものもあれば、
「ヤーン」したあとにさらにまた手を加えるという途中課程でのヤーンの使い方もします。
イサーン料理をどこまでこの「ヤーン」の項目に入れるかで迷いましたが、
「ヤーン」することで完成される料理は「ヤーン」に入れ、
途中工程的なものは「イサーン料理」の項目に入れることにしました。
(かなり無理やりに振り分けられているものもありますが)
料理名は「主材+ヤーン」です。
- ガイ ヤーン
- イサーン料理の代表的なものです。
照り照りで香ばしく、尚且つその身は柔らかいので
冷めてもおいしいです。
骨ごとぶつ切りにしてあるか、両サイドを竹で挟み
歩きながらでも食べれるようになっているものとが
あります。
味の決め手は漬けダレにあるといわれていて、
そのまま何も付けずに食べると各お店ごとに
違うのがよくわかります。
こってり艶よく仕上げたいならカティーを少し
入れたり、色鮮やかにしたいならターメリックを
入れたり、しっかり肉に味をつけたいなら
ナンマンホイやシーユーダムを入れたりと
本当に様々です。
食べる際に付けるソースは何種類もあり、
これまたお店や地方により微妙に異なっています。
大きく分けると3種。
1.普通のナムチムガイを使ったもの
2.ナンプラーやマナオにプリックポンを混ぜた
さっぱりしているもの
3.プラーラーが入りしょっぱく辛く、
時に苦味があったりするもの
主材 鶏
構成例 鶏(できるだけ大きく骨付きのもの)/にんにく/プリックタイ/シーユーカオ/タクライ/シーズニング/ナムターン/パクチーの根
タレ1 ナムチムガイ(ナムソム/ナムターン/にんにく/プリック/ナンプラー)
タレ2 ナンプラー/プリックポン/マナオ/カオクア/マカームピアック
タレ3 プラーラー/トマト/ホムデン/プリックポン/マカームピアック
- ムー ヤーン
- 豚を漬け汁に漬けて焼いたものです。
スライスされて出てきます。
大きなブロックを焼いているお店もなかには
ありますが、たいていは厚切りのとんかつ用お肉
といった感じです。
ガイヤーンと比べると下味も薄めで、
漬け込み時間も短いことが多いようです。
はちみつを塗り艶よくしている場合もあります。
脂を落としながら焼かれているので、
適度に脂がまわり、且つ直火の焦げ目が香ばしく
肉臭さを感じさせません
主材 豚
構成例 豚/にんにく/プリックタイ/パクチーの根/シーユーカオ
- ヌア ヤーン
- 「ヌアヤーンイサーン」と呼ばれることも多い
この料理は、通常はシーユーカオに少し漬けた
くらいでシンプルなものが多いです。
けれど名前の後ろにイサーンと付いていたら、
漬けダレにカオクワが入っていて
しっかり濃いめに下味がついているものです。
レアに焼き上げた肉は、噛めば噛むほど
その味わいを増していきます。
カウニャオもいいですが、つまみにもぴったりです。
主材 牛
構成例 牛/シーユーカオ/シーユーダム/プリックタイオン/カオクア
タレ ナンプラー/プリックポン/カオクア/ホムデン/マナオ/ナムターン
- リン ヤーン
- この場合の「リン」は舌のこと。イサーン料理です。
ブロックのタンに下味をつけ焼きます。
塊で焼かれた後にスライスされたタンは、
焼肉のタンなどとは比べ物にならないほど
歯ごたえも味もよく脂のまわりぐあいも最高です。
主材 タン
構成例 タン/シーユーカオ/シーユーダム/プリックタイオン/カオクア
タレ ナンプラー/プリックポン/カオクア/ホムデン/マナオ/ナムターン
- シークロンムー ヤーン
- スペアリブを焼いたもので、しっかり肉自体に
味付けがされているものが多いです。
ムーヤーンよりこってりしていますが
噛み応えもあり、ボリューム満点です。
主材 豚スペアリブ
構成例 豚リブ/シーユーカオ/シーユーダム/ナムターン/にんにく
- プラームック ヤーン
- 焼きイカです。
イカは比較的ゆっくり加熱するからでしょうか?
パオよりヤーンを使用することが多い気が・・・。
そのまま素焼きの場合もありますし、
にんにくやプリックタイオンを潰したペーストを
少し塗って焼いてあることもあります。
さっぱりとしたナンプラーベースのタレにつけて
食べることが多いです。
主材 イカ
構成例 イカ/シーユーカオ
タレ ナンプラー/マナオ/プリッキーヌ/ナムターン/マカームピアック
- プラチョーン ヤーン グルア タッ タクライ
- 雷魚の丸焼きですが、口からタクライが突っ込んで
あって臭み消しの役割をしています。
塩をまぶし焼かれた雷魚の皮は結構焦げているし
分厚いので、さすがに食べられない感じです。
しかしその皮を剥ぐと中から真っ白な身が現れます。ほどよく塩が効いたその身は、雷魚の怖い顔とは
うって変わってつい微笑んでしまうおいしさです。
主材 雷魚
構成例 雷魚/塩/タクライ
- プラードゥック ヤーン グルア
- なまずの塩焼きです。
ぷっくりしたお腹の肉はホクホクしていて
甘味があります。
雷魚よりしっとりしていなくて、ほろほろと
口の中で崩れていく様がまたおもしろくも感じます。
なぜかこの焼きなまずだけはお醤油が
欲しくなるんですけどなんでだろう?笑
主材 なまず
構成例 なまず/塩